万博記念公園

  1. トップ
  2. 目的別に探す
  3. 大阪万博
  4. アイルランド館

アイルランド館

参加者

アイルランド

テーマ

伝統に生きる島国、近代的国家

建物

 平面的には、鋭角部分の角をカットした形の、二つの平行四辺形を互いにずらしてくっつけた形の展示館で、その東北部に木造のレストランが設けられていた。鉄骨、ハーフミラーガラス張りで、外部から内部を見通せる明るい建物であった。
 入口は南寄り西側にあり、そこから約 9メートル余の屋根が西南方向に伸び、その端は長い 2 本の鋼管柱で支えられていた。この柱の上部には赤地の大きな看板が掲げられ、その中央に巨石時代に使われた石彫紋様のうず巻きが屋示館のシンボルとして描かれ、館名が書かれていた。
 突き出した屋根の右側には、十字架の彫刻と国旗のポールがあった。また展示館の左側は小さな池のある小庭園で、外周は砂敷きであった。

アイルランド館

展示

 入口付近にアイルランドの位置を説明する地図が掲げられていた。最初の展示部門には、アイルランドの人々の顔や、のどかな田園風景、近代都市など、アイルランドの現状を紹介する写真が展示された。また、弦が 36 本で赤、白、黄、黒に染め分け、ケルト風の装飾を施した高さ約 1メートル50の豪華なハープが陳列されていた。
 次の「遺跡」のコーナーでは、石膏で複製した前史時代の墓石や、マンスター王の居城、クロンファート僧院、中世騎士の石彫などが写真パネルで紹介された。展示室の中央部にある“ミニ映画劇場”では、バックグラウンド・ミュージックが流れる中で、アイルランド人の様々な生活をマルチスクリーンに映し出していた。
 この館で評判になった「文字」のコーナーでは、W.B.イェーツ、G.バーナード・ショー、サミュエル・ベケットの 3 人のノーベル文学賞受賞者や「ガリバー旅行記」の著者スイフトら文学者の肖像が掲げられ、これら文学者の遺稿や著作集も展示され、また「ユリシーズ」の作者ジェームズ・ジョイスのデスマスクも飾られていた。
 次の展示部門では、食器、ガラス器、ウイスキーなどが陳列された。この中にはスコッチの元祖といわれるアイリッシュ・ウイスキーや有名なウォーターフォードのガラス製品、アランの織物生地や糸車もあった。さらに宝石類、陶器、新旧各時代の台所用品、鋳鉄のつぼ、木製食器、攪乳器(かくにゅうき)なども陳列されていた。
 最後の展示コーナーでは、近代化されたアイルランドの工業を中心に、ウイスキー醸造の過程や食品加工をはじめ、農耕、ファッションなどがカラー写真のパネルで紹介された。売店ではこの国特産のチェダー・チーズなどがよく売れていた。
 レストランは政府直営で、壁面が風景写真で飾られ、客席は 78 席。ビーフステーキやウイスキー、アイリッシュ・コーヒーなどが販売された。

アイルランド館

公園イベント情報

スポーツイベント情報

万博記念公園 Instagramフォトコンテスト
一次審査通過作品

Instagramに「#万博記念公園」「#ばんぴくコンテスト」のハッシュタグをつけて投稿された
皆さまの投稿画像から、運営事務局の一次審査を通過したものを表示しています。

Loading...
もっと見る
  • 公園ライブ映像 太陽の塔をリアルタイムで!
  • 太陽の塔オフィシャルサイト
  • SAKURAEXPO_出店募集
  • GOLDEN EXPO
  • banpaku_Instagram_minibaner
  • banpaku_Instagram_minibaner
  • banpaku_facebook_minibaner
  • banpaku_YouTube_minibaner++
  • SDGs  万博記念公園の取組み
  • 「なにわ男子」よりコメントをいただきました!
  • インスタフォトコン入賞ギャラリー
  • https://www.expo70-park.jp/ajisai-haiku-2023/
  • フォトスポット
  • 2025万博 大阪・関西へ
  • 「太陽の塔内部再生」事業
  • 太陽の塔内部公開記念イベント DREAMS COME TRUE Special Live|2018年3月18日(日曜日)万博記念公園太陽の広場|写真掲載中!
  • 大阪万博50周年記念展覧会
  • 車いすをご利用の方・お子様連れの方へ
  • 万博記念公園運動施設の使用受付について
  • 専用使用施設の優先受付について
  • 野外コンサートの優先受付について
  • 日本万国博覧会記念公園基金への寄附金の募集について
  • 日本万国博覧会記念基金|公益財団法人関西・大阪21世紀協会
  • 令和五年度 万博記念公園における来場者アンケート調査結果
  • 年間スケジュール
  • 大阪府
  • 大阪ミュージアム
  • パークマップ

ページトップへ戻る