万博記念公園

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コロンビア館

参加者

コロンビア共和国

テーマ

健全と調和

建物

 エル・ドラード(黄金郷)と呼ばれた展示館は、一辺の長さが 30 メートルの正三角形で、シンプルな構造であった。「厳粛と調和」を展示館設計の主眼とし、複雑な骨組みを避け、露出した鉄骨で、飾り気のない厳粛さが表された。また、三角形によって政体の三権分立、芸術史の三時代、国内を走る三つの山脈、国旗の 3 色などが象徴された。この三角形の基本形は、建物の周辺の敷地、屋外テラスのコンクリート目地切りにまで使われていた。
 展示館は、一辺 2 メートル 50 の正三角形格子を基礎にした地上 3 階、地下 1 階建てで、1 階中央部は六角形ホールになっていて、その上は吹き抜けで、屋根の中央にある天窓に達していた。この天窓は、14 個の正三角錐からなっていた。ホールの周囲には正三角形の案内所、売店のほか事務室、階段などがあった。
 展示室は、2 階の東北、西北、南に向けて突き出した三つの正三角形の部屋に分かれていたが、各室間の通路部分の上が中 3 階で、電気室や機械室に使われていた。

展示

 コロンビアの伝統と、現代の文芸や生き方、経済を紹介し、世界の国々とよりよい関係を将来も続けようというのが展示の意図で、高原の首都ボゴタにある黄金美術館、コロニアル美術館と、ニューヨーク近代美術館から数々の貴重な美術品が出品された。
 第 1 展示室は主としてコロニアル美術館の出展による展示で、16世紀から18 世紀のスペイン植民地時代の絵画、木彫、教会装飾品などが展示されていた。右側の壁面沿いには宗教画、その向こうの聖壇「エル・サンチュアリオ」には教会のイスなどが展示され、次の展示室に移る通路の壁面には、世界一といわれる 6,000カラ ットのエメラルドの原石が濃い青紫色の光りを放っていた。
 第 2 展示室はおもに黄金美術館からの出展で、紀元前 3 世紀から紀元 12 世紀のアメリカ大陸最古の金細工場で作られた、金色さん然とした装飾品が展示されていた。また天地創造神話が書かれた壁のあるコーナーには、黄金の鎧(よろい)と、部族の信仰対象を図形化した紋様のパネルが展示されていたほか、銀装飾品も陳列されていた。
 最後の第 3 展示室は、主としてニューヨーク近代美術館からの出展であッた。現代の彫刻や絵画など、コロンビア芸術家の力作が展示されていた。
 テラスは全部、コーヒーショップ「エル・ドラード」で、コロンビア政府直営、客席は 300 席であった。ここのイスやテーブルも正三角形で、イスのクッションは国旗と同じ黄、青、赤の 3 色に分けられ、コロンビア産コーヒーが販売された。また、楽団「エメラルド・スター・コンボ」の演奏が陽気な雰囲気を醸し出していた。

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