【報道発表資料】万博記念公園スポーツ施設地下の空洞発見に伴う詳細調査結果等について
独立行政法人日本万国博覧会記念機構が、平成25年2月7日付け「万博記念公園スポーツ施設の空洞発見に伴う詳細調査等について」で、該当区域の通行及び施設利用の規制等の安全対策、並びに空洞状況等に関する詳細調査を実施する旨を発表した件に関する詳細調査結果等について下記のとおり報告します。
記
1.空洞位置について
○球技場(現在は(仮称)吹田市立スタジアム建設中)については、地下5メートル付近に約270メートルの空洞を確認しました。
※別添資料「球技場空洞位置図」参照
○スポーツ広場及びサッカー練習場については、地下約8メートル付近に、約228メートルの空洞を確認しました。 ※別添資料「スポーツ広場空洞位置図」参照
2.空洞位置確認後の対応について
○関係機関への届出などの手続きを経て、利用者の安全確保のため、空洞部の埋戻工事を平成25年9月より順次着手し、平成26年9月末に全ての工事が完了しました。
(工事期間及び実施者)
・球技場
工事期間:平成25年9月12日から平成25年11月6日まで(約2か月間)
実施者:スタジアム建設募金団体
・スポーツ広場及びサッカー練習場
工事期間:平成26年3月26日から平成26年9月30日まで(約6か月間)
実施者:独立行政法人日本万国博覧会記念機構(平成26年4月から大阪府が承継)
○また、土壌汚染対策法に基づき土壌汚染調査を実施したところ、スポーツ広場の一部で、鉛及びその化合物が同法の基準値を超えていたことから、吹田市と協議調整のうえ、平成26年7月から8月にかけて掘削除去を行いました。
3.スポーツ広場の利用再開
○平成26年9月末に埋戻工事が完了し、利用者の安全が確認できたことから、平成26年10月4日よりスポーツ広場の利用を再開しました。
詳しくはこちら(大阪府報道発表資料のページ)をご覧ください。