万博記念公園

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東芝IHI館

参加者

東芝 IHI グループ

テーマ

希望―光と人間たち

建物

 二等辺三角形の鉄板を 6 枚合わせた三角錐のテトラ・ユニット(四脚方式)1,476 個を溶接して立体的に組み上げた巨大なスペースフレーム(立体格子)があり、「グローバルビジョン」と呼ばれる外径 40 メートルの赤いドームが、これに抱きかかえられるように造られていた。このユニークな建物はテーマ「希望」から、「未来は森のようだ」との詩的イメージを造形化したものであった。展示館の正面には、同じテトラ・ユニットを組立てた高さ 55 メートルのシンボルタワーが建っていた。
 展示館に使用された 1,476 個のテトラ・ユニットは 4タイプ19 種類、1 個150キログラム~2 トンの重さで、1,000 トンの建物を 1 本の柱も使わずに六つのポイントで支えていた。「グローバルビジョン」は、このテトラ・ユニットに取り付けられた 369 個のレフランプが 20 秒間隔で繰返す規則的照明によって、息づいているように見えた。

東芝IHI館

展示

 展示の主体は空中球形劇場「グローバルビジョン」の映画であった。観客が待合スペースから直径 26メートルの昇降回転客席に入り、円の中央に向かって 8 列に座ると、客席は 5メートル50 の高さまで回転しながら上昇し、1 分間で空中球形劇場へ―。この客席は定員 500 人、観客を含めた重量 300トンで、昇降には 670 馬力の油圧装置が使用された。
 360 度の 9 面マルチスクリーンは、1 面の幅が上部で7メートル 50、下部で 9メートル、スクリーン全体の面積は 630 平方メートルあった。各スクリーンの真下には映写室があり、対面するスクリーンに向かって映写するという新しい映写法がとられた。
 客席が上昇を始めると、映画に登場する、黒人のトランペッターが吹く口笛が聞こえ始め、客席がのぼりつめたところで映画「光と人間たち」(藤久真彦監督)が上映された。映画は人間のすばらしさをドラマチックに描いた 18 分間のドキュメンタリーで、カナダ、アメリカ、ポーランド、イタリア、ケニア、スペイン、日本などで撮影した海、山、湖、森、動物、若者の交流、風俗、日常生活などが、スクリーンいっぱいに再現された。観客が映像を通じて世界のあらゆる国の人たちと語り合い、未来社会の人間の幸福を“希望”をもって共に考えるメディア空間―が、この「グローバルビジョン」だという発想であった。18 分間の上映時間のうち、観客は 10分間は回転する座席で、8 分間は固定した座席で楽しむという変わった観賞方法を体験した。
 映画が終わると、客席はそのまま下降し、観客はさらに地下 1 階の「水の広場」「光の公園」で、ゆったりしたひとときを楽しめるようになっていた。「水の広場」では、直径 20 メートルの大噴水が、3 色の光りに美しく照りはえ、「光の公園」ではいろいろな抽象パターンが観客の目を楽しませた。この「水の広場」「光の公園」の内部は壁、天井、絨毯のすべてが黒一色に統一され、「グローバルビジョン」で興奮した神経を静めた。また「水の広場」の周囲を流れる水は、昇降回転客席の動力装置を冷却する役目を果たした。
 一方、正面の高さ 5 メートルの台地になった広場は「若者の広場・語り合いの広場」と名付けられ、日本人が各国からきた人たちと語り合う広場になっていた。斜面には「希望」の花ことばを持つクローバが一面に植えられていた。
(この館のプロデューサーは泉 真也であった)

「グローバルビジョン」の内部

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